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「でねでね、」
『ふむ。それで続きはなんだね?』
「んーとえっと・・・・」
『忘れてしまったようだね。』
「うん・・・忘れちゃった・・・」
『続きはまた今度思い出したときにでも教えてくれるかね?』
「勿論っだってサヴァンおじさんにお話したいんだもん!」
『そのときを楽しみにしてようじゃないか。』
「楽しみにしててねっ」


どれぐらい少女と話していたのだろうか
かなり長く話していただろう。
さっきは明るかったのだがもう日が暮れてるようだ。


「さ、ご飯が出来たよ。エル、片づけをしようか。」
「むぅ・・・もっとお話したいのにぃ。」
『お話は後でも聞けるではないか。食べ終わった後にまた聞こう。』
「うんっ今度はサヴァンおじさんのお話が聞きたいなっ」
『いいとも。今度は私がお話しよう、』
「ほら、エルもサヴァンも喋るのはいいが片付けもしないとね?ご飯冷めちゃうよ?」
「はーいっ」


楽しい会話。
暖かい部屋。
嗚呼家族とはこんなにも暖かく楽しいのだな。


「さて・・・食べ終わったし寝る準備でもしようか。」
「パパーエルはもっとサヴァンおじさんとお話がしたいなぁ・・・」
『パパの言うことだ仕方ない。もうお話をやめて寝ようか。』
「もっとお話したいけど・・・サヴァンおじさんが言うなら・・・エル我慢する・・・」
「エ・・・ル?いつからサヴァンとそんな仲良くなったのだい?」
「パパどうしたの?エルとサヴァンおじさんは前から仲良しだよ?」
『嗚呼。そうだとも。エルちゃんの言う通りだが?』


かなり拗ねてるようだ、どっちが子供でどっちが大人なんだろうか。
この状況を見る限り少なくともエルちゃんは大人だろう。

食事を食べ終え、布団をひく準備をする。
こんな小さい少女でもきちんと食器を片付け、寝巻きなどの用意をしている
本当にしっかりした子だ。


「それじゃ、エルはもう寝るねっパパとサヴァンおじさんおやすみなさいっ」
「嗚呼おやすみ、エル。」
『おやすみエルちゃん。』


寝巻き姿の彼女はおやすみ、の一言と寝る前のキスを頬に。
私にもしてくれた。嗚呼そんなにも私は信頼されてるのかね?
子供に好かれるのも悪くない。
子供とは苦手だったのだが・・・
どうやら彼女相手には平気なようだ。

「さて、片付けをしようか。」
『食器の片付けかね。』
「当たり前だろう?置いといて片付けてくれる人は居ないからね。手伝ってね?」
『やれやれ。やはり私は手伝う羽目になるのか。』
「当たり前だよー食べたんだもん。エルだって片付けしたんだよ?」
『はいはい。手伝えばよいのだろう?』


普段は子供さえ殺すことが出来る仮面の男。
今は仮面はつけていないが仮面をはずせば小さな娘の父親。
今更その汚れを取ることなど無理か・・・
私だって薄汚れた人間・・・・


「んー?どこ見てるのっ」
『っ・・・・いきなり誘ってくるのか。』
「だってあまりにも無防備だったからね。」
『食器洗っているだろう。』
「そんな事もうどうでも良いかなーなんてね。」
『自分が洗うと言ったのだろう。』
「でも欲には勝てないかなー・・・っひぃ!」
『欲には勝てない。私も同じだ。』
「いきなり抱きかかえるとか食器持ってるんだから危ないじゃないか。」
『どうでもいいと投げ捨てたのは君だ。だから私はすぐさま手を出そうかと。』
「エルいる・・・んだが」
『声を出さなきゃ良い。それともその声をエルちゃんに聞かせてあげるかね?』
「この鬼畜。サヴァンってこんな趣味だったんだね。」
『君の要望に答えられるようにしてるだけだが?』


嫌々な割には結構やる気があるように見えるのは気のせいだろうか。


彼を下に私が上に覆いかぶさるようにしている
とゆうかはっきりというとそうされたのほうが正しいのだが。
まだか、まだかとねだる。
私の首に腕をまわし口付けてくる
こんなにもねだってくるなら自分からすればいいのではないかと思う。
だがそれは本人曰く嫌だという。
唯の我侭ではないか。
そんな彼のおねだりを聞いてしまう私もだが。


「っ・・ん・・・やっぱり路地裏っはやめたほうがいいかなっ・・・ん」
『当たり前だ。外やろうなどと、どうかしてる。』
「そんなっ・・・言葉攻めっ・・・つ・・・ん・・・」
『おや、言葉攻めのつもりはないのだが?』


なんだか先ほどより首に回している腕がぎゅっと強くなった気がした


「っ・・・・んぐっ・・・・・・」
『随分と絶えてるようだね。声を殺してまで我慢するものなのかな?』
「っぅ・・・・・だっ・・ん・・ってエルっにぃ・・・・・」
『まぁ構わないがね・・・我慢するのもすぐに楽にさせてあげようじゃないか。』


必死に堪えて私の服を掴む・・・。正直痛いんだが。
娘に聞かれないよう必死に堪えてるようだがすぐにでも啼いてもらおうか。
アビスの頬、首筋にキスをする。
そして最後にアビスの唇に。


「・・・つぅ・・・・・ん・・・・」
『耐えるなって言ってるのだが君は耐えるのだね・・・』
「・・・ん・・・・!」
『やっと啼いてくれたかな?私は啼いてもらおうと努力をしたのだが。』
「はぁ・・・はぁ・・・・そんなっにっ・・・私を・・・つぅ・・・苛めたいと?」
『そうだが・・・・っね』
「んっ・・・ちょ、サ・・ヴァン・・・そんな余裕っ・・・ないっ・・」
『悪いが私も余裕がっ・・・・つぅ・・・ないのだっよ、』
「ん・・・・・んぁ!」
『つぅ・・・・』


かなり耐えていたのだろうか・・・
だいぶ息が荒い。
アビスは必死にも娘に聞かれたくない・・・と。
まぁ啼いてもらったから構わないのだが。


「・・・。」
『なんだか一気に老けたね・・・・・。』
「エル起きてたらどうしよう・・・・。」
『考えすぎじゃないかね。大丈夫、眠ってるだろう。』
「・・・。」


こうも娘にばれたくないのだろうか。
まぁ私はばらしてもいいかと思うんだが、内密にしたいと望むなら
私は黙っていよう。




息を殺して


次の日のこと。
またエルちゃんとの内緒の話が出来たのはまた別の話。



「ねぇ・・・サヴァンおじさん・・・。」
『どうしたのかね?』
「昨日さ・・・なにかしてた・・・?」
『昨日かい?パパと楽しいことをしてたんだよ。』
「本当?エルも混ざりたかったなぁ・・・」
『エルちゃんは大人になってからかなぁ・・・』
「なんで・・・?」
『それはね・・・からだよ。』
「そうなの・・・?」
『嗚呼そうだとも。これは私とエルちゃんだけの秘密のお話、誰にも喋ってはいけないよ。』
「うん、サヴァンおじさんとの二人だけの約束ねっ」
「エル、サヴァン何を話してるのかな?」
「え、内緒話してるのっパパはあっちあっち!」
「エル・・・・」




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