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2008.10.30 嗚呼久しぶり
『あ・・・・・・』
「・・・・。」
『サ・・・ヴァン・・・・・・?』
「・・・・・。(嗚呼・・・・一番会いたくなかった・・・・)」

ふるふると自分の手を握りしめて震えている少年、
今にも深いため息を零してしまいそうな紳士、


「君には悪いと思っている。しばらくは失礼させてもらうよ、」


その一言を吐いて本当に風のように消えてしまった紳士。


『僕はこんなにも待ってたんだ、サヴァン知ってる?』
「・・・・。」
『こーんなにこーんなに待ってたんだよ?』
『・・・・・。」
『ずーっと、ずーっと此処に毎日居たんだよ?それなのに、』
「悪かった、私が黙って言って去っていけばー・・・」
『そんな事を言ってほしいわけじゃない、何で?僕悪いことした?』
「君は悪くない、わ『僕はサヴァンに嫌われたって諦めないよ?』
『例えどこかに行ったって絶対にサヴァンは戻ってくるもん。』
「何故そこまで言い切れるのだね・・・?」


まさか私が気になって帰ってきたなんて口がさけてもいえない。
今だって彼のことは好きだ。
口に出して言いたくはないが、そんな自ら恥さらしなど、、、
本当は会いたかった。
自分から振ってやっぱ会いたいなどただの我侭すぎる。


『だって今、ここにいるでしょ?僕がいると思って。』
「別にいると思ってたとは限らないと思うがね?」
『またまたーサヴァン嘘ついちゃって。僕にはお見通しだよ?』
「・・・・・。」
『本当は会いたかったんでしょ?こうやってぎゅーってしたかったんでしょ?』
「っ・・・・・」
『ほら否定できないじゃん、こうやっていきなりぎゅーしたのに離れない。』
「・・・・ずっと一緒にいれるのかと思ったのだよ、」
『・・・?いれるでしょう?』
「いつまでも幸せが続いてるとは限らない。いつか君がいなくなる、そんなことを考えたら」
『だったら今のうちにいないと思い込んでしまおうとか思ったの?』
「嗚呼。だかそれは私には無理なようだ。」
『サヴァンから片時も離れないであげるよ、どんなときも一緒。』


だから泣かないで、僕はいつでもいるから
僕はいつだってサヴァンといる。
僕だって離れたくないから、ずっといつまでもいたいから。
ま、サヴァンは強がりだから泣かないだろうけど、
きっと僕には見えないところで泣いてるんだ。


『見えないところで泣かないようにずーっとくっついていようかな!』
「・・・・それは困るね、私だって一人になりたいときがある。」
『大丈夫その時は邪魔しない!絶対に黙ってる!』
「君に出来るのかね・・・・・。」
『出来るよー!やれば僕出来る子だよ?』
「あーよしよし、君は出来る子だ、」
『え、なにそれ?今更褒めるの?すっごい遅いと思うんだけど』


いつまでも私達はいるのだろうか

いつまでも僕達はいる。



片時も離れず




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『此処は―・・・・・・何処?』


いらっしゃい、今日のお客様は貴女ですね。
どうやら迷ってしまったようですね、大丈夫。
きっと、その記憶も少しずつ思い出すでしょう。

そして今宵もサヴァンが貴女の話し相手になりましょう。


「いらっしゃいお嬢さん。今日はどのような御用かな?」
『ごめんなさい、御用は特にないんです・・・・。』
「・・・用は特にないと、まぁ折角来てくれたんだあがりなさい。」
『あっありがとうございます!おじゃまします、』


とても落ち着いた空間。
明るすぎず暗すぎずの灯。
一人で住んでる家とは思えないぐらいの広さ。


「まぁ、好きな所にでも腰を下ろしてくれて構わない。」
『あ、はぁ・・・。どうしよう・・・此処座ってもいいのかな。』
「紅茶は飲めるかね?」
『はい、紅茶大好きです!』
「そうか、じゃこの紅茶をいれようか、」


此処座って平気だったかな?
とっても座り心地の良いソファー本とかいろいろ置いてあるんだけれども
難しそうな本がたくさん、
そっそもそも私フランス語読めないんだったよ・・・・読めたらいいのに泣けてくるなぁ。


「その本に興味があるかね?」
『あっひゃぁ!』
「・・・驚かせたようだったらすまないね・・・」
『あ、大丈夫です!よくぼーっとしてる事が多いので・・・すみません。』
「その本、」
『あ、はい!これですか?』
「嗚呼これだよ、探してた本だったのだよ。見つけてくれて有難う。」
『いやいや、勝手に見てた私が、でも探してた本見つかってよかったですね。』
「この本は昔友人に無理やり渡されたものでね。これを読め、と。」
『ずっ随分と強引ですね、、、』
「この本は、主人公の少女がとある世界へ迷い込んでしまうお話なんだよ。」
『迷い込む・・・。』
「その少女は迷い込んだときに記憶をなくしてしまってその世界で色々な人と出会って少しずつ記憶を取り戻すんだよ。」
『へー・・・そういえば私、どうやって此処にきたのか覚えていません。』
「・・・この話のようだね、君は帰る場所もわからないと?」
『そうゆう事になりますよねー・・・・』


なんでサヴァンの事知ってるんだろう。
賢者?
そもそも自分の名前も思い出せないんだ。
どうしよう、記憶喪失?


『サ・・・ヴァン・・・。』
「・・・?呼んだかね、それに私は君に名前を教えたかな?」
『なんでしょうか、ふと、名前が出てきました。』
「まぁ落ち着きなさい、私の家でよければ泊まってくれて構わない。」
『ありがとうございます。』
「ところで、君の名前は?」
『・・・・。』
「ゆっくり、ゆっくり思い出しなさい。時間はいくらでもあるのだからね。」
『はい。』



とある世界へ迷い込んでしまった少女
迷い込んだこの場所は地平線。

少しずつ記憶は取り戻すでしょう。
自分の名前、生まれた場所、今まで過ごしてきた時間


さぁ、次はどんなお客様がこのサヴァンの家に迷い込むのでしょう。




ようこそ、いらっしゃい。
此処はとある一人の紳士の家。

今、本を読んでいる一人の紳士眠たいのでしょう。
頷いてるわね、まぶたが重そうだわ。


あなたは何を求めて此処へ?


此処はあなたの求めるものが見つかるでしょうか?


さぁその扉を開けて御覧なさい、
一人の紳士―・・・・サヴァンが貴女の話し相手になってくれるでしょう。





「嗚呼いらっしゃい、お嬢さんご用件はなにかな?」




2008.04.06
「シャイタン、」
『ナンダ、ライラ、』
「抱きしめて。」
『・・・・。』
「シャイタン、」
『ワカッタ。コウカ・・・?』
「うん、これでいい。いいんだよ、」
『ドウシタンダ、ライラ、珍シイ。』


だってシャイタンは何にも言ってくれないから、
いつか、私のことなんて捨ててしまいそうで、
共に生きようなんて言ってくれたけど
いつ、いつ
いなくなるかなんて分からないから、、、

駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ・・・・・
駄目、泣かないってきめたのに、


『ライラ、黙ッテタラ何モ分カラナイ』
「シャイタンは孤独って知ってる?ずっとずっと一人なの、」
『孤独ハ分カラナイ。デモライラと会ウ前ハ一人ダッタ。』
「ずっと一人っで、ね・・・一緒に喋る人やこうやって抱きしめてくれる人もいないの。」
『デモ今ハココニ居ル・・・。』
「でもシャイタンは何もしてくれない、」
『ドウシテホシイ?』
「もっともっともっと形で表してほしいの、壊れるぐらい愛してほしい、」


壊れるぐらい、もっともっともっと愛して
シャイタンなりの愛の形で
傷を付けたっていいそれが愛の形なら


気づいたら涙なんて乾いてた


『ライラ、ドウヤッテ愛セバイイ?』
「シャイタンなりに愛して?こうやって、」
『―――ッ・・・・・』
「もっともっと愛して、狂ってしまうぐらい、壊れてしまうぐらいもっともっと、、、、」



愛の形なんていくらでもあるわ、
いっその殺したっていいのに
それが愛の形であるなら。




アイノカタチ







初めてだよね・・・ね。
じまんぐがこの鍵くれたけどさ、会いたい時にたいがい会いにきてくれる・・・
ってこれは僕が甘えてるだけなんだけど、、、
たまには・・・僕から会いに行きたい・・・じゃなくて(会いに行きたいってより会いたいんだけど・・・!)
じまんぐの家の中がどんなのだろうって・・・
家は知ってても家の中に入ったことないし・・・

そんな僕は今じまんぐの家に行こうと歩いてるんだけど・・・
道に迷った・・・・・かも?


「・・・。どうしよう・・・困ったなぁ。迷ったみたいだ。」
にゃー
「ん・・・?猫かぁ・・・可愛い。君は此処何処だかわかる?」
にゃ?
「なわけないよねー・・・ってかじまんぐの家自体知らない か。」
にゃーにゃー
「ん?僕の言ってる事伝わってるの?って何処行くの引っ張らないで・・・!服のびちゃうって!」
にゃー!
「あ・・・ごめんね、強く言い過ぎちゃった、何処に連れてってくれるの・・・?」
にゃーにゃーにゃー
「もしかしてじまんぐの家かなー・・・だといいんだけどね、そんなわけないか。」


なぜか僕は独り言ばっかつぶやいて
猫に引っ張られて(引っ張ってるつもりないのかもしれないけど)
歩いてる、、、、相変わらず此処って何処なんだろ・・・・
流石に焦ってくるかも・・・
何処だか分からないし・・・んまぁでも迷うって分かってて来たんだけど。


にゃ・・・・。
「ん?どうしたのーもう気はすんだかい?」
にゃー!
「なっなに・・・?怒らせちゃった?ごめんね、って此処じまんぐの家だねー知ってたの?」
にゃー
「ありがとう、君は僕が困ってるのを助けてくれたんだね。よしよし、」
ぬぅ・・・ごろごろ
「さて、じゃぁ鍵を使ってあがらせてもらおう。それじゃぁ連れてきてくれてありがとう、」
にゃー


さて・・・猫にまでお世話になっちゃったよ。
僕ってこんなに方向音痴だったかなぁ。
いや、行った事なかったしね!一度だけだもんね。
そう、方向音痴ではない、ね。
さて、あがらせてもらおう。


――――ガチャ・・・


「おじゃましますっと、あら・・・居ないかなー・・・・」


さて、家の中を拝見させてもらおうかな。
ってか綺麗だなぁ・・・・こんなにすっきりと片付いてる・・・・
僕こんなにすっきりとはしてないよ・・・ってかあんまり物置くの好きじゃないのかな・・・


「じまんぐー・・・・」


返事ないなぁ・・・・
やっぱり留守かな?
下手に部屋の中見てもなー・・・
後で怒られちゃうし・・・・
座って待ってよう。
うーん歩いたら疲れたなぁ・・・・眠くなってきちゃった・・・・


『・・・・。さっきから物音がしたと思ったらあがってきてたのかねRevo君、って寝てるのか。』
「すぅ・・・むぅ・・・」
『またこんな無防備に。私が襲わないとでも思うのかね。』


まぁ・・・たまにはこの寝顔を見てるだけでもいいかな。
それにしても・・・どうやって家までこれたんだろうね。
一度ぐらいしかきてないはず・・・


『今はこれで我慢しておくよ。』
「んんっ・・・・・んはぁ・・・・」


唇にキス。
嗚呼逆にもたなくなってきたかもしれないね・・・
ってかRevo君・・・エロすぎるでしょ・・・
寝てる所キスしてこんなにもこんな感じてるなんてね・・・・




合鍵をはじめて使う日



『でもやっぱり・・・おあずけかねー。起きた時思いっきり塞いでやるか。』


あの・・・じまんぐ・・・僕本当は起きてるんだけど。
これは寝たふりしてたのにこれじゃぁ起きれないし・・・・
まさかキスされるとは思ってなかったし・・・!
思いっきり声でそうになった・・・
起きるにも起き辛くなっちゃったよ・・・・・!
どうしよう・・・・もう何分か寝たふりしておこうかなぁ・・・・


『これでRevo君寝たふりだったらどうしようかな・・・』


・・・・!じまんぐってあんまり思いを伝えてくれないのかなー
僕こんなにも大好きなのに。、愛してるのに。
よし、起きよう・・・でも・・・

『ま、起きてることぐらいわかってるんだけどねRevo君。』
「・・・。」
『まだ寝たふりするの?次は容赦しないよ?』
「・・・・ずる。」





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